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作成日:2017年06月23日

お風呂業界から日本を元気に!第4回「おふろ甲子園」現地レポート

6月13日、文京シビックホールで開催された、第4回「おふろ甲子園」決勝大会を取材してきました。
「お風呂業界から日本を元気に!」を合言葉に、温浴業界に働くスタッフが最高に輝ける場を提供している日本一の施設を決める本イベント。予選、準決勝と厳しい審査を勝ち抜いた6店舗による最終プレゼンが行われ、日本一の店舗が選出されました。

スタッフが輝く、店舗が輝く、地域が輝く、日本が輝く

「おふろ甲子園」とは

「おふろ甲子園」とは
「おふろ甲子園」とは、「スタッフが輝く、店舗が輝く、地域が輝く、日本が輝く」という考えのもと、スタッフが夢や誇りを持って働いている日本一の温浴施設を決めるコンテスト。
炭酸泉がある、岩盤浴があるなどのハード面ではなく、接客や清掃などのソフト面を対象に競われ、第4回を迎えた今回は全国から42の施設がエントリーしました。

予選はミステリーショッパー(覆面調査員)による「現場力」、「店舗運営力」の審査。平日、週末、年末年始の繁忙日とタイミングを変え、3度にわたって約100項目がチェックされ、上位12施設が準決勝へ進出。
準決勝では事務局の担当者によるヒアリング審査が行われ、予選の得点との合計点で上位に入った以下の6店舗が決勝大会へと駒を進めました。


源泉湯 燈屋(山梨県)
天然温泉満天の湯(神奈川県)
天然温泉なごみの湯(北海道)
クア・アンド・ホテル 石和健康ランド(山梨県)
クア・アンド・ホテル 信州健康ランド(長野県)
秋山温泉(山梨県)


会場の緊張をほぐすオープニングアクト

会場となったのは文京シビックホールの大ホール。850名の来場者によって埋められた1階席は決勝前の緊張感と応援の熱気が入り交じる特殊な雰囲気。
そんななか、オープニングアクトとしてステージに登場したのが、全国のお風呂屋さんを中心に活動する、世界初(!?)の浴室ミュージシャン「おふろdeアフロ」。
「お風呂あるある」的な内容の歌詞に、場の空気が一気にほぐれました。

心地よいアコーディオンと美しいハーモニーに乗せて歌われる「パンツ忘れた」。ペーソスの効いたコミカルな歌詞に、場の空気感が一変。

第4回「おふろ甲子園」決勝大会、開幕!

各施設のプレゼンテーションに先がけて、主催する一般社団法人「ニッポンおふろ元気プロジェクト」理事の伊東将志氏より開会の挨拶と大会の趣旨説明が行われ、続いて温浴業界を取り巻く各分野のスペシャリストとして選出された審査員6名の紹介、運営メンバーの紹介が行われました。

司会を担当したのは今大会の実行委員長である酒寄 学氏とさとみん(OFR48)の両名。

開会宣言を行った、本イベントを主催する一般社団法人「ニッポンおふろ元気プロジェクト」理事の伊東将志氏。現場スタッフのモチベーションが日本を元気にしていくという基本理念などが語られました。

第4回「おふろ甲子園」の運営メンバー。

プレゼンテーション

続いては決勝大会のメインともいえる各施設のプレゼンテーション。
持ち時間は20分、事前の抽選によって決められた順番で登壇し、各々趣向を凝らした演出で自分たち店舗の魅力、具体的な取り組み、想いを会場へ向けてアピールします。
時には感極まって涙が頬を伝うシーンもみられるなど、観客の心に訴えかける熱いスピーチが繰り広げられました。

クア・アンド・ホテル 信州健康ランド(長野県)

クア・アンド・ホテル 信州健康ランド(長野県)
前回大会で優勝、今回のミステリーショッパー予選でも堂々の1位通過という実力施設。
働いているなかで感謝したいと思った出来事を従業員間で伝えあう「ありがとうカード」、社長へ直接意見を伝える「伝書鳩システム」、企画提案の精度を高めてゆく「プランニングシート」の活用などを紹介。

「プランニングシート」を活用してキッズイベントを実現。その際に行われたダンスを実演披露。

秋山温泉(山梨県)

秋山温泉(山梨県)
近隣に続々と温浴施設がオープンし、競争が激化したなかで「お客様を取り合うのではなくシェアしてゆく」という発想から生まれた新たな取り組みの数々。
熱波師として働くスタッフが熱波師インストラクターとなって全国の施設をめぐり、業界自体の活性化と他店舗とのネットワークづくりを行っている事例のほか、サービス接遇検定の取得、温泉と介護事業を掛け合わせた今後の展開などを紹介。

地方再生と高齢者社会の負担軽減の面で、地元の上野原市と協力。上野原市ご当地キャラの「たまじまる」もステージに登壇。

源泉湯 燈屋(山梨県)

源泉湯 燈屋(山梨県)
「“あったかい”を育む。燈を灯す。世を照らす。」の理念に基づいて、徹底されてゆく行動事例。
スタッフ同士感謝を伝え合い、より多く送った人が表彰される「にこにこカード」や、すべてのスタッフを対象にして従業員同士で評価し合う「月間MVP」などの取り組みを紹介。

ほかのスタッフからもらった「にこにこカード」によって自身の至らなさに気づき、行動が変化していったという事例も。

天然温泉満天の湯(神奈川県)

天然温泉満天の湯(神奈川県)
前回大会準優勝。あと一歩のところで優勝できなかった悔しさを晴らすため、店舗独自のミステリーショッパーによる調査を実施。できていると思っていてもできていなかった部分が多く、改善に取り組む。
テナントのスタッフにもミーティングや清掃、休憩場所まで店舗スタッフと同様に行動してもらうようにしたこと、お客様に印象に残ったスタッフの具体的なエピソードを書いていただく「おもてなし総選挙」の開催、地域の小学校との共同プロジェクトなどとともに、「お風呂は舞台、主役はスタッフ1人1人。」というテーマのもと、接客で勝負する店としての差別化を進めている。

スタッフ共通の指針となる「置かれたとこで咲きなさい。」という言葉に合わせて、最後は全員ひまわりの花を手にプレゼンをまとめていました。

天然温泉なごみの湯(北海道)

天然温泉なごみの湯(北海道)
前回の「おふろ甲子園」参加したところ、想像以上の評価の低さだったことを反省し、スタッフ全員で上位だった店舗へ研修に出向く。
会社と従業員、または従業員同士など、関わるすべての人の意思疎通を向上させるため「NGM32」と銘打った全員参加型のプロジェクトを進行。
5Sの徹底、トップ自らが行動を示す、コミュニケーション講習などのほか、担当領域を超えて他人の仕事を手伝うようにしたところ、個々にゆとりが生まれてサービスの水準が上がってきている。

タスキリレー形式で発表者を引き継いでいたのが印象的。

クア・アンド・ホテル 石和健康ランド(山梨県)

クア・アンド・ホテル 石和健康ランド(山梨県)
第2回大会優勝。「顧客本位」、「社員重視」、「社会との調和」、「独自能力」という、店舗が大切にしている4つの柱のそれぞれに課題をみつけ、対応を実施。
具体的にはそれぞれ「お客様への記念日プレゼント」、「従業員満足度調査」、過疎化が進んで来館しづらい近隣地域への「おもてなし招待」、厨房の和食と洋食の壁を実際に撤去したり、担当業務を超えて忙しい部門を手伝うなど「人時生産性」の向上といった取り組みを紹介。効率化によって生まれたゆとりは顧客サービスに充てているとのこと。

基本となる方針ごとに課題を挙げ、対応を実行。整理されていて、非常に分かりやすいプレゼンでした。

投票・表彰

来場者の投票で優勝が決定

各施設のプレゼンテーションが終わり、投票タイムへ。
来場者は1人1票、6名の審査員は1人150票(分散投票可)をナンバーワンだと思った施設に投じます。
審査基準は大会テーマである「輝き スタッフが輝く、店舗が輝く、地域が輝く、日本が輝く」に沿ったもので、「学びと気づき」を多く提供できているかどうか。
全員の投票が終わり、集計を待つ間は、世界初のお風呂アイドルグループ「OFR48」のミニライブで会場が盛り上がりました。

2011年11月から活動している「OFR48」。メンバーは全員お風呂業界で働く「自称48歳まで」の女性スタッフという、正真正銘のお風呂アイドルグループ。

優勝施設発表の前に、ミステリーショッパー部門賞の表彰が行われました。

優勝旗を手にするのはどの施設か?

決勝まで残った6施設にはまず、準優勝の賞状と副賞が手渡され、いよいよ第4回「おふろ甲子園」優勝施設の発表へ。
主催する一般社団法人「ニッポンおふろ元気プロジェクト」代表理事の山崎寿樹氏の手に、優勝施設名の書かれた封筒が手渡されました。

優勝は「源泉湯 燈屋」!

優勝は「源泉湯 燈屋」!
第4回「おふろ甲子園」優勝に輝いたのは「源泉湯 燈屋」でした。

主催者、決勝大会で優勝を競った店舗、応援の方々、そして一丸となって優勝を目指してくれた施設のスタッフへと、感謝の言葉が述べられました。

閉会のスピーチを行う今大会の実行委員長、酒寄 学氏。
「輝き」をテーマにした今回、「店舗が、地域が、自分たちが、明日からどんな行動をとることで輝きを体現できるのか、改めて考えてほしい」ということとともに「これからも競争の枠を超えてお互いに切磋琢磨しながら高めていこう」というメッセージが伝えられました。

熱き闘いはまだまだ続きます!

こうして第4回「おふろ甲子園」は閉幕をむかえましたが、すでに第5回「おふろ甲子園」の開催が決定しました。
次回はどんな施設がどんな取り組みで輝くのか、とても楽しみです。
次期開催の詳細については、随時「おふろ甲子園」公式HPにて公開予定となっていますので、ぜひチェックしてください。

優勝した「源泉湯 燈屋」はこんなところ

源泉湯 燈屋(あかりや)

源泉かけ流しで浸かることのできる温泉「和こしの湯」は、塩分を含んだ褐色透明のお湯で、体を芯から温めて冷めにくく、肌を柔らかくする効果があるといわれる「含食塩─重曹泉」。
そのほかにも、檜の湯、富士大沢石の湯、信楽大壺の湯、源泉釜蒸し風呂に県内最大級
のスタジアムサウナなど、バリエーション豊富なお風呂が楽しめます。
地元山梨の食材をふんだんに使った料理が味わえる食事処や宴会用の大小個室、アカスリ、ボディケアなど様々なメニューをラインナップした癒し処なども備えた、日帰り温浴施設です。

木目を基調とした、落ち着いた感じの造りの建物で、吹き抜けになっていて開放感があります。
受付から入って左側のところに、冷水のサービスがあって、自由に飲めます。
湯殿は内湯が熱い湯、温湯、サウナと水風呂に座り湯(背中に温泉が流れているところに座る)と、外に檜湯、岩風呂、寝湯、壺湯が3つ、蒸し風呂…というラインナップ。
外にある壺湯は熱めで、どの浴槽の湯も泡つきはほとんどなし。
休憩処は2階にあって、リクライニングシートが12台あり。
それとは別に女性専用スペースあり。
つとさんさんの口コミ

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 松田朝九
松田朝九
フリーランスコピーライター。釣りの帰りに立ち寄る温泉に至福を感じる40代。「@niftyスポーツクラブ」のコラムや「暮らしづくり終活」お墓・霊園レポーターとしても活動中。
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