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作成日:2020年09月03日
温浴施設の新型コロナウィルス感染拡大防止対策「天然温泉 満天の湯」
新型コロナウィルスの感染拡大防止を目的に、政府が提唱する「新しい生活様式」に則った営業が求められている各温浴施設。
これまでに体験したことのない災禍のなか、それぞれが利用者の安心、安全を第一に考えながらさまざまな取り組みを行っています。
そのなかから今回は、神奈川県横浜市の「天然温泉 満天の湯」の事例を取り上げて、ご紹介したいと思います。
これまでに体験したことのない災禍のなか、それぞれが利用者の安心、安全を第一に考えながらさまざまな取り組みを行っています。
そのなかから今回は、神奈川県横浜市の「天然温泉 満天の湯」の事例を取り上げて、ご紹介したいと思います。
「天然温泉 満天の湯」の新型コロナウィルス感染拡大防止対策

緊急事態宣言に伴う営業自粛要請を受けて、2020年4月12日から5月28日まで臨時休業したのち、サービスの縮小や営業時間の短縮といった感染対策をとりながら営業を再開しました。

感染拡大防止に向けた対策事例
1日の来館者数を何段階かに分けて想定し、来館者数がオーバーした場合にどのように待機していただくかなどのプランをそれぞれの段階に合わせて作っておくなどの準備をしておいたそうです。


消毒や接触機会の低減




同様に新聞の貸し出しサービスも中止しています。

注文する料理は入口の大型ポスターで確認してもらうようにしました。

「密閉・密集・密接」の回避






また、サウナルーム内は排気口を使って常時換気しているほか、1時間ごとにドアを開けての換気も実施。
中止していたロウリュのサービスは7月1日から平日のみで段階的に再開しましたが、休館前と同様の声を出さない「サイレントロウリュ」にて提供しているとのこと。
サウナ内でもTVが消してあるので、会話をする人はほとんど見られないそうです。


混雑の回避

閲覧数は臨時休業前に比べて1.5倍ほどアップしているとのことで、事前の混雑確認に役立っていることが分かります。
館内でスタッフが混雑状況を把握する際にも、色分けで素早く、感覚ではなく具体的に視認できるツールとして活用されています。


また、施術内容は背中をメインにしたものに絞るなどの対応をとっています。

営業再開後の変化
利用者層

今後、あまりにも男女差が顕著になるようであれば、男女別の入館規制を検討していく必要があると感じています。
滞在時間
お客様の反応

マスクを着けている都合上、お客様の表情が読み取りにくくなってはいますが、より細やかなコミュニケーションが取れるよう注意していきたいとのことでした。
今後へ向けて

健康的な体づくりにも役立つ入浴習慣が途絶えてしまうことのないよう、施設として可能な限りの対応をこれからも変わらずに続けていきます。
お客様も新しい生活様式のなかで相手を思いやり、お互いに気持ちよく利用していただければと思います。
お客様も新しい生活様式のなかで相手を思いやり、お互いに気持ちよく利用していただければと思います。
天然温泉 満天の湯
全館バリアフリーな設計で小さなお子様用のバスグッズなども用意されているほか、衛生管理も徹底されており、幅広い年代それぞれが快適に利用できるようなサービスが提供されています。
お湯は天然石の岩風呂などで楽しめる天然温泉をメインに、自家抽出の生薬エキスと炭酸泉が融合した「和漢炭酸湯」といった珍しい浴槽もあり、根強いファンに支持されています。
住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区上星川3-1-1
TEL:045-370-4126
アクセス:
相模鉄道線 上星川駅より徒歩1分
保土ヶ谷バイパス新桜ヶ丘ICから環状2号を新横浜方面へ3km
駐車場有(209台、施設利用時間に限り無料)※高さ制限2.1m
●「天然温泉 満天の湯」のお得なクーポン
●突撃レポート:「満天の湯」は「満点の湯」だった
※施設情報は2020/7/2時点のものです
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