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作成日:2020年10月22日

温浴施設の新型コロナウィルス感染拡大防止対策「天然温泉 花鳥風月(かちょうふうげつ)」

新型コロナウィルスの感染拡大防止を目的に、政府が提唱する「新しい生活様式」に則った営業が求められている各温浴施設。
これまでに体験したことのない災禍のなか、それぞれが利用者の安心、安全を第一に考えながらさまざまな取り組みを行っています。
そのなかから今回は、埼玉県日高市の「天然温泉 花鳥風月(かちょうふうげつ)」の事例を取り上げて、ご紹介したいと思います。

「天然温泉 花鳥風月(かちょうふうげつ)」の新型コロナウィルス感染拡大防止対策

今回取材に伺ったのは埼玉県日高市にあるお肉のテーマパーク「サイボク」内に立地する「天然温泉 花鳥風月(かちょうふうげつ)」。
2020年4月16日から5月31日まで、緊急事態宣言に伴う営業自粛要請を受けて臨時休業し、その後サービスの縮小や営業時間の短縮などの感染対策をとって営業を再開しました。

館長の佐藤高志さんにお話を伺いました。

感染拡大防止に向けた対策事例

料金の見直しやマスクの義務化も

営業再開へ向けて、消毒用アルコールの設置やパーテーションの設置、ソーシャルディスタンスの確保など、一般的な感染防止対策を準備する一方、料金設定なども含めたサービスの大幅な見直しも行ったという佐藤さん。
県内の温浴施設では少数派といえるマスクの着用の義務化(食事、入浴時は除く)を実施するなど、お客様の安全を第一に考えた取り組みは随所にみられます。

変更事項や対策内容などは、入口にある掲示板や館内各所で案内。

消毒や接触機会の低減

消毒や接触機会の低減
受付には透明フィルムのシールドを設置。

透明フィルムのシールドは、リラクゼーション施設の受付やおみやげ屋さんのカウンターなどにも設置しています。

利用者は受付時に検温を実施。体温が37.5℃以上の場合は入館することができません。

館内では食事と入浴時を除いてマスクの着用を義務化。手持ちがない場合は受付で購入が可能(子どもは無料)です。

スタッフは全員始業前に検温。受付の担当者は手袋を着用するようにしています。

「毎日新湯」「徹底した掃除」で定評のある同施設ですが、以前よりもさらに強化して対応しているとのこと。

エントランスやレストランの入口、トイレなどに消毒用のアルコールを設置。

お客様が自由に使えるよう、脱衣場のロッカー上にも消毒用のアルコールが置かれています。

ヘアリキッドや化粧水などの共用アメニティは当初撤去していましたが、お客様の声により今では利用できるようになっています。

マッサージ機の消毒のためのアルコールも置かれていました。

また、以下のような箇所はスタッフによる消毒が実施されています。

・下駄箱、トイレ、ロッカーを2時間ごとに塩素水で消毒
・リストバンドは返却後に必ず消毒

水風呂には注意喚起の表示を追加。

「密閉・密集・密接」の回避

「密閉・密集・密接」の回避
オープン前に入館待ちをするお客様へ向けて、ソーシャルディスタンスの目印となるラインを入口から数十メートル先にあるバス停まで設置。

列ができるフロントやエステサービスの受付前などには、待機位置の目印を設けました。

ロッカーはあらかじめ鍵を外しておくことでディスタンスを確保。

パウダールームのドライヤーを半分以下に減らしましたが、今のところ利用待ちのお客様は出ていないそうです。

サウナは下に敷くマットの配置によってディスタンスを確保。利用人数を半数に制限するとともに、間隔確保の注意を促すPOPも貼っています。

レストランでは椅子の数を間引くとともに、対面になる箇所には飛沫対策として透明なアクリル板のパーテーションを設置しました。

お休み処「夢草子」では、テーブルと座席の数を減らしてディスタンスを確保。

「寝ころび休憩処」のシートも大幅に減らしています。

リクライニングチェアも並べる数を削減して間隔を確保。

仮眠室は当面の間、閉鎖しています。

「さわやか酸素ルーム」の利用も現在は中止。

そのほか、ボディケアサービスの「手もみ庵利楽」では、施術台を1台おきで使用。エステ「湯あがり美人」では、2人部屋を1人で使用するようにしています。

また、換気については、脱衣場の排煙窓を定期的に開けているほか、館内は24時間換気を実施しているとのことでした。

混雑の回避

混雑の回避
事前に施設の公式サイトにリンクされているニフティ温泉の「温泉IoT」を使ったリアルタイム混雑状況表示をチェックして来館するお客様も多いとのこと。
そこで、実際の館内の状況をみながら「温泉IoT」混雑度の表示設定をこれまでよりも少なめの人数に調整することで来館者数をコントロールし、混雑を回避をはかっています。


混み合う夜の時間帯への対策として、まず閉館時間を2時間前倒しして20時までに短縮(7月1日からは21時まで)。
さらに、目玉サービスのひとつであったナイトサービス(夜割)を思い切って撤廃。その代わりに通常料金を平日は100円、土日祝日は150円引き下げ、利用者の時間的分散をはかるようにしました。

また、定期的に開催されていた音楽の演奏や落語などのイベントは当面中止となっています。

レストランではテイクアウトサービスを開始。お休み処「夢草子」での飲食も可能です。

営業再開後の変化

利用者層

利用者層
営業再開直後の来館者数は通常の5割程度でしたが、週を重ねるごとに人数が増し、6月末の時点で通常の6割ほどとなっています。
男女別の構成比は以前と変わらず半々ほど。温浴単体の施設と違って、総合施設である「サイボク」内に立地している特色が出ています。
また、施設内に新たに誕生したアスレチック施設の利用者には割引サービスを行っていることもあり、ファミリー層の利用も週末には多くみられるとのことでした。

滞在時間

休憩処の利用者が明らかに減っており、滞在時間が短くなっていることが顕著にうかがえます。

お客様の反応

お客様同士でマスク着用を指摘しあう姿などがみられるものの、大きなトラブルはなく、お互いに感染防止対策を意識しながら気持ちよく利用しようという意識が感じられます。

今後へ向けて

今後へ向けて
今後は、来館後にも混雑しているエリアを回避しながらお客様自身で行動の判断ができるよう、入口にサイネージを置いて「温泉IoT」のリアルタイム混雑表示を行っていきたいという佐藤さん。
また、これまで好評を得ていたサービスの質を落とさないように意識しながら、対面でのやり取りをできる限り減らした「非接触型」の施設へと舵を切っていくことも視野に入れています。

これからも「清潔に保たれた館内」「いつ来ても新鮮なお湯」を楽しんでいただけるよう、いままで以上に努力していきますので、ぜひ安心してご来館ください!

天然温泉 花鳥風月(かちょうふうげつ)

埼玉県日高市の「サイボク」内にある天然温泉。自社牧場で育てたブランド豚を精肉・ハム・ソーセージに加工・販売する豚肉専門の会社が運営している温泉だけあって、温泉館内の「レストラン花鳥風月」では、「とんかつ膳」をはじめとした自慢の豚肉を使用したこだわりのメニューが多数ラインナップされています。
また、メインのお風呂は豊富な湧出量の自家源泉で満たされた大露天風呂や、さまざまな湯船で浸かれる高濃度炭酸泉など、本格的なお湯を楽しむことが可能。お腹も気分もバッチリ満たしてくれる施設です。


住所:埼玉県日高市下大谷沢546
TEL:042-919-2626
アクセス:
■東武東上線「鶴ヶ島駅」西口下車 東武バス「サイボクハム」行き終点
■JR川越線「笠幡駅」下車 東武バス「サイボクハム」行き終点
■西武新宿線「狭山市駅」西口下車 西武バス「サイボクハム」行き終点
圏央道 狭山・日高ICを川越方面に降り、1つ目信号を左折、国道407号線に入り、田木交差点を右折、道なりに約5分
無料駐車場有

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●突撃レポート:お肉のテーマパークのなかにある本格温泉施設「天然温泉 花鳥風月(かちょうふうげつ)」

※施設情報は2020/7/2時点のものです

初めて伺いました。平日とありゆっくり温泉に入る事が出来ました。レストランも広く清潔感バッチリでした
あずきさんの口コミ

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 松田朝九
松田朝九
温泉ソムリエ。釣りの帰りに立ち寄る温泉に至福を感じる40代フリーランスコピーライター。最近は高濃度炭酸泉からのサウナがお気に入り。
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